令和4年10月22日(土)、3年ぶりとなる「浜郷地区総合避難訓練」を実施しました。震度6強M9の地震が起こり、津波避難警報が発令された事を想定しての訓練でした。
 一次訓練として、各家庭でのシェイクアウトの後、津波から逃れるために各自治会で決められた高台の一次避難所(浜郷小学校・宇治山田商業・一色津波タワー・いせトピア)へ避難。安否確認の後、二次避難所の「いせトピア」へ移動して、防災講演等の二次訓練を実施しました。
 今回の訓練関係者は、災害本部17名、各避難所受付47名、ほか各町避難誘導など。参加者は422名でした。また、浜郷消防団、伊勢市関係者など多数の協力者にて実施しました。まだまだ多くの参加者の呼びかけが必要ですが、地域が一体となった訓練が出来、地域のリーダー養成にも繋がりました。
 今回の防災講演会の内容は、森本アドバイザーより、身近な風水害対策の話題や説明に重点をおいて行われました。伊勢市のホームページにも様々な情報が記載されていることを紹介いただいたり、参考になるアプリの紹介など、参加者の皆さんがすぐにできそうなことを教えていただき、講演会終了後もアドバイザーに質問される参加者の方も多く見られました。
 「浜郷地区」では、防災総合訓練を継続して実施しており、各自治会にて訓練への参加呼びかけを積極的に行っています。いつ発生するか予想できない災害に対して「備える」には、定期的な訓練により「災害知識の修得」と「地域ぐるみの避難行動」が必要であることを再認識できた一日でした。